白衣観音中原堂
山崎中原堂は、新秩父三十四箇所観世音十番の札所としておよそ四百年前から存在し、白衣観音菩薩は地域の守り尊として長い間親しまれてきました。
白衣観音菩薩
白衣観音菩薩(びゃくえかんのんぼさつ)は安産・子育て祈願の母子観音。
平成26年 お開帳
12年に一度、午年のお開帳の際には、観音様のご眷属(けんぞく)である馬にちなみ、入り口に馬の飾りを置き、参拝者はその下をくぐってお参りします。
春のミニお開帳
1年に1度お彼岸の季節、1日限り行います。
御朱印を用意して参拝の方をお迎えしております。
【日時】2023年3月21日(火、春分の日)9:00~14:00
【会場】~新秩父札所十番~ 白衣観音中原堂 (さいたま市緑区三室200、酒屋橋本屋さんの裏側)
【内容】白衣観世音 ご本尊安置、新秩父札所 御朱印押印、真筆「小栗上野介書簡」公開
・幕末期勘定奉行を務めた小栗豊後守(後の上野介)が武笠祐左衛門(上野介の家老)へ宛てた書簡を当日は公開します。
2021年3月20日春分の日、第1回一日限りのミニお開帳を開催いたしました。お天気にも恵まれ、春の風を運んできてくれました。
参拝の方が観音様にしっかり手を合わせておられる姿は、なんとも尊くおごそかなものでした。ご夫婦で来られた方も多く、中には感極まり涙して帰られる方もおられました。
お堂には普段観音様はお留守です。この日安置したことによって、堂内の空気が一変しました。入口の柱に白い布、椿の文様がお開帳のムードを上げていました。
お陰様で無事に終えることができ、感謝です。今後観音様めぐりが風物詩として恒例になれば良いですね。
ミニお開帳の様子
2021年
2022年
掛軸 虎絵「沈毅」三尾呉石画
2023年
真筆「小栗上野介書簡」
山崎自治会内の歴史を知ろう
山崎自治会主催のスタンプラリーが2021年11月3日(祝・水)に行われました。秋晴れの晴天に恵まれ沢山の方々が参加されました。コースは三葉公園(出発)→地蔵菩薩立像→白衣観世音→ふどう公園→三葉公園(終点)。
第二地点の白衣観世音(中原堂)も若い親子の皆さんで賑わいました。観音堂の古い歴史に耳を傾け、小さな手を合わせているのが印象的でした。
大東小学校の子供たち
大東小学校の子供たちが、「宝物を見つけよう」という授業の一環として、中原堂と中原後自然緑地の竹やぶを先生と一緒に見学しに来てくれました。子供たちが中原堂や三室の歴史のことを学んでくれるのは、嬉しいものですね。