お堂で学ぶ(地域交流講座)
お堂の中では定期的に地域交流講座を行っています。多くの方に三室ゆかりの人物や歴史について学ぶ講座や、身近な自然をモチーフにした水彩画教室などやっております。
両講座とも、おかげ様で定員に達しましたが、ご希望の方はご相談ください。
ご希望の方は、[email protected]まで
狛犬(こまいぬ)入門
~あなたは狛犬と仲良くなれる~
令和4年9月から始まった新講座。全部で4回あり、狛犬の歴史と共に狛犬の目で地域の歴史や年中行事のいわれなどを楽しく学んでいく講座です。
令和6年の9月から狛犬入門講座第3シリーズが始まります。4回のうち2回はフィールドワーク(実際に狛犬を見に行き触れ合う学習)を行う予定です。
【講師】三宅 いづお氏(日本参道狛犬研究会代表幹事、まちむら探訪家)
【受講料】一回1200円(資料代含む)
【日時】シリーズ3 第二回目 2024年11月9日(土)10:00~11:30
・第二回目は大宮氷川神社と護国神社を実際に訪れ触れ合うフィールドワークを予定しております。
狛犬入門講座(シーズン1)の様子
2022年
第1回9月10日(土)
講師は三宅いづお氏。
狛犬は社寺の守護神。先生が各地を巡って撮られた狛犬の姿はとてもユニーク。
お話はさまざまな観点からユーモラスにわかりやすく、とても楽しい講座でした。
第2回11月5日(土)
三宅先生が語る狛犬よもやま話はとても面白い。
獅子だけでなく地域によってキジ、雷鳥などが安置されている。
なぜ浦和市は狛犬ならぬ、狛うさぎなのか?
造形は皆ユニークで親しみが持てる。
2023年
第3回3月11日(土)
狛犬の形態は時代の背景とともに異なって、おもしろいのは江戸時代後期は子連れの狛犬が作られてます。
親子の造形が仲良く楽しそうで、ほっこりしました。
第4回5月13日(土)
狛犬の基本型はお座り型だが金沢の諏訪神社の狛犬は後ろ足で跳ねている型。
江戸時代の出初め式ではしご乗りの演技の格好のさかさ狛犬。これはめずらしい!
狛犬入門講座(シーズン2)の様子
第5回9月9日(土)
狛犬の誕生は古代オリエント、ライオンの神格化した姿。
インド・中国にわたり日本は仏教伝来とともに入ってきた。
第6回11月11日(土)
今回初めてのフィールドワーク。
浦和駅集合で、駅ではジャズの演奏が行われていました。
裏道を通り調神社へ。狛うさぎと周辺の史跡を訪ねました。
現地で見るもの、聞くもの知らなかったことがいっぱい。
先生ありがとうございました。
2024年
第7回3月9日(土)
全国に神社は十万社ほど、その内の4割の神社に狛犬はあるそうです。
表情も一つ一つ違う魅力があり、先生のお話は尽きません。
また先生のユニークな講義は時として狛犬から脱線し、あれやこれやとびだすお話がとても楽しいです。
第8回5月11日(土)
五月晴れの晴天の下、別所沼弁財天と西堀氷川神社の狛犬を探訪しました。
腰を少し曲げて座っている姿に愛嬌があり思わず声をかけたくなるような親しみを誘う狛犬でした。
そのリアリズム表現、必見です。
さいたまの歴史の会
中原堂ゆかりの人物や歴史について学ぶ講座です。
【講師】町田 信氏
【受講料】一回1200円(講座代+資料代)
【会場】~新秩父札所十番~ 白衣観音中原堂(さいたま市緑区三室200、酒屋橋本屋さんの裏側)
【日時】今のところ未定です。後ほどご報告いたします。
歴史の会の様子
2020年
第1回7月11日(土)
テーマ「幕府最後の改革者 小栗上野介忠順」
第2回9月12日(土)
テーマ「渋沢栄一の生涯」
太っ腹な人間味あふれる人物像の話は興味深かったです。
2024年より、新1万円札の顔に。
来年から始まるNHK大河ドラマ「晴天を衝け」も楽しみですね。
2021年
第3回4月17日(土)
テーマ「安政二年江戸地震」
安政期は連続して大地震が起きました。
その度に幕府、町人による救済で目覚ましい復興をとげられたそうです。
現代に起こる大地震に重ねて考えさせられました。
第4回7月10日(土)
テーマ「浅間山大噴火」
江戸時代、浅間山大噴火は火砕流により大変な被害をもたらしました。
当日の発掘、復興までのお話は、近年気候の変化により各地で起こる今までになかったような災害の数々をニュースで目にし、恐ろしさを感じました。
第5回10月9日(土)
テーマ「①三井清野さんの旅」
1817年江戸時代、鶴岡城下の商家の妻三井清野さんが江戸名所を巡るお話。
108日間で2352kmの旅は豪華な食事と見物にあけくれました。⁽次回後半へ⁾
2022年
第6回1月8日(土)
テーマ「絵図で見る街の風景」神田今川橋から日本橋まで
照代勝覧(きだいしょうらん)
1805年頃描かれた、長さ12.3m、縦43cmの絵巻物。
神田今川橋から日本橋まで、760mの大通りには様々な商家が立ち並び、庶民の日常が見て取れる。
また、登場する人々の職種にも関心が持て、興味満載のお話でした。
第7回4月9日(土)
テーマ「地下から現れた江戸の暮らし」
江戸時代の遺構、地積物は数メートルの層となり発掘されました。
大名、旗本、町民、農民など人々が使う日常品の興味深いおはなしでした。
水彩画教室
身近な自然をモチーフにした水彩画教室です。
【講師】武笠 昇氏(イラストレーター)
【受講料】一回1200円(講座代+モチーフ代)
【日時】2024年10月19日(土)10:00~12:30
水彩画教室の様子
2024年
第43回1月20日(土)
ゼラニウムのピンク色を塗りながら、春の暖かさを感じ眩しかったです。
第44回2月17日(土)
スイートピーとチューリップの特徴をつかみながらの表現が求められました。
第45回3月16日(土)
今回はパンに挑戦。
種類も様々、焼き色もとりどり苦戦しました。
美味しそうに描くのは難しいです。
第46回4月20日(土)
筍とハナミズキ。
筍の皮は絶妙な色合いでぼかしながら色を深めていきました。
皮の筋と底の部分の点々で筍らしさが引き立ちました。
第47回6月15日(土)
色とりどり美しい紫陽花。
描いていても気持ちが和みます。
第48回7月20日(土)
元気いっぱいの夏野菜。
色とりどり、自然の恵みを感じながら描きました。
第49回8月17日(土)
毎日厳しい暑さが続いております。
みずみずしい野菜たちを描きながら、元気をもらいました。
第50回9月21日(土)
長い猛暑が続きましたが、ようやく秋の気配を感じるようになりました。
柿、ざくろ、菊、絵も秋のよそおいです。